東京都障害者IT地域支援センター

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■令和元年度IT支援者養成研修  (この講座は終了しました)

1.目的
障害者のIT支援関係を担当する区市町村職員、障害者福祉センター、障害者就労支援センター等の地域支援者等を対象に、
障害者IT支援のための研修を開催し、区市町村における障害者のIT利活用のための基盤を整備する。

2.対象者
(1)障害者のIT支援関連を担当する東京都内の区市町村の職員
(2)障害者のIT支援関連を担当する東京都内の地域支援者等
  (障害者福祉センター、障害者就労支援センター、福祉施設の職員等)

3.研修内容
 研修コース表

       
(1)コミュニケーションを支える
概要 コミュニケーション障害をカバーする会話補助的な支援技術 (意思伝達装置を除く)
カリキュラム ・コミュニケーションに困難を抱える障害について
・コミュニケーションを助ける支援技術のデモと演習
(専用ツールとスマートフォン・タブレット等の活用例。実機体験)
・事例とポイント
コースの活用 聴覚障害、発達障害、言語障害等によりコミュニケーションが困難になっている方の支援を、道具を通して考えるコース。
新しい使い方が次々と出てくるタブレットやスマートフォンの最新事情を知り、アプリの利用によってはそれらが支援機器となりうることを知る。
主に対象となる障害 聴覚障害、発達障害、言語障害 等
     
(2)意思伝達を支えるコース
概要 意思の表出が困難な方のための意思伝達を中心とした支援技術
カリキュラム ・意思伝達に困難を抱える障害について
・意思伝達をを助ける支援技術のデモと演習
(専用機、汎用機の実機体験、スマートフォン・タブレット等の活用例、アプリの実機体験)
・事例とポイント
コースの活用 脳血管障害の後遺症やALSの方々、意思伝達が困難になっている方の支援を、道具を通して考えるコース。
自宅あるいは病院等で、生活のステップを支えていく際の資料ともなる。
主に対象となる障害 ALS,脳血管障害の後遺症等で、意思伝達、意思表出が難しい方
     
(3)操作困難を支える
概要 物理的な操作に困難さを抱えるケースでの支援技術
カリキュラム ・操作困難を抱える障害について
・操作困難を助ける支援技術のデモと演習(実機体験あり)
(専用機、汎用機、周辺機器の活用例、スマートフォン・タブレットの活用例)
・事例とポイント
コースの活用 肢体不自由の方の困難さをケース別に考え、道具を通して支援技術を考えるコース。
Windowsやスマートフォン・タブレットが基本機能として持っているアクセシビリティを学び、操作特性を実機体験で知る。
就労支援の現場への情報提供にも。
主に対象となる障害 上肢障害(肢体不自由)
     
(4)見えない、見えづらいを支える
概要 視覚的な困難さを抱えるケースでの支援技術
カリキュラム ・視覚障害について
・弱視、全盲の方を助ける支援技術のデモと演習
(専用機、汎用機、周辺機器の活用例、スマートフォン・タブレット等の活用例)
・事例とポイント
コースの活用 弱視や全盲の方の情報利用の困難さを実機体験を通して知り、支援を考えるコース。
Windowsやスマートフォン・タブレットが基本機能として持っているアクセシビリティや、専用ソフトなどを学ぶ。
主に対象となる障害 視覚障害(全盲、弱視)
     
(5)理解、認知、記憶を支える
概要 障害や疾病により、理解や認知、記憶等に困難さを抱えるケースの支援技術
カリキュラム ・理解、認知、記憶等に困難を抱える障害について
・支援技術のデモと演習(実機体験あり)
(専用機、汎用機、周辺機器の活用例、スマートフォン・タブレット等の活用例)
・事例とポイント
コースの活用 最新のテクノロジーだけでなく、アナログな道具も見直し、個別の困難さの解決を考えるコース。
活用事例を知り、地域で困難さを抱える方への情報提供に。
主に対象となる障害 発達障害、高次脳機能障害、知的障害、失語症等

●研修の特徴
上表の5つのコースから、地域の課題にあわせて必要とするテーマを選択する(1コースでも全コースでも受講可)。
多忙な業務の中で、喫緊の課題について学ぶことができる。
★IT支援を必要とする現場(用具給付、生活支援、就労支援、教育支援 等)を想定し、遭遇しがちな事例の検討を行う。
★タブレットやスマートフォンなど身近な機器で実現できる技術を中心に、実機体験を含め現場対応力を高める。
★授業ごとに最新リーフレットを配布。バインダー式で受講ごとに蓄積され、業務で活用できる便利な保存資料に。

4.研修日程
(1)コース1
 7月5日(金)、7月12日(金)(研修内容は各日とも同じ) 午後1時〜5時
(2)コース2
 7月26日(金)、8月2日(金)(研修内容は各日とも同じ) 午後1時〜5時
(3)コース3
 8月9日(金)、8月23日(金)(研修内容は各日とも同じ) 午後1時〜5時
(4)コース4
 9月6日(金)、9月13日(金)(研修内容は各日とも同じ) 午後1時〜5時
(5)コース5
 9月20日(金)、9月27日(金)(研修内容は各日とも同じ) 午後1時〜5時
5.定員
 
各コース10名程度

6.受講料
 無料

7.申込方法
 別紙 「令和元年度障害者のIT支援者養成研修受講申込書」をFAX


8.申込について
   申し込みの順に受け付け、1事業所からは1名の受講を基本とする
  2名以上希望がある場合は補欠として受け付け、実施1週間前に空席がある場合に限り、
  センターで調整のうえ、受講できる場合がある

9.申込先及び講習会場
  東京都障害者IT地域支援センター
       【所在地】〒112−0006 文京区小日向4−1−6
            東京都社会福祉保健医療研修センター1階
            ※講習会場は3階303演習室
       【電 話】 03−6682−6308
       【FAX】 03−6686−1277
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