(目的) 障害のある方へのIT支援を必要とする現場(用具給付、生活支援、就労支援、教育支援 等々)で役立つ支援技術や解決策を学び、 誰もが地域で情報を平等に利活用でき、コミュニケーションできる基盤作りを目指します。 ○到達目標 ・障害ゆえに、情報の利活用が十分にできていない人がいる現状を知ること。 ・ケースに応じた現実的なIT支援を、新しいテクノロジーとその実践例を踏まえて理解すること。 ・現場のための相談先や資源、情報のありかを知ること。 ○対象と受講人数 (1)障害者のIT支援関連を担当する(可能性のある)東京都内の区市町村の職員 (2)障害者のIT支援関連を担当する(可能性のある)東京都内の地域支援者 (障害者福祉センター、就労支援センター、福祉施設の職員などの現場スタッフ) 下記の5つのコースから、課題にあわせてテーマを選択受講できる(最低2コースを選択)。 1コース定員は10人程度(定員になったコースは締め切りとなります) ○特徴 ★タブレットやスマートフォンなど身近な機器で実現できる技術を中心に、実機体験を含め現場対応力を高める。 ★授業ごとに最新リーフレットを配布。バインダー式で受講ごとに蓄積され、業務で活用できる便利な保存資料に。 (日程) ●コース1…コミュニケーションを支える(2回同内容) 7月8日、7月15日 13:00〜17:00 ●コース2…意思伝達を支える(2回同内容) 7月22日、7月29日 13:00〜17:00 ●コース3…操作困難を支える(2回同内容) 8月5日、8月19日 13:00〜17:00 ●コース4…見えない、見えづらいを支える(2回同内容) 9月2日、9月9日 13:00〜17:00 ●コース5…理解、認知、記憶を支える(2回同内容) 9月16日、9月23日 13:00〜17:00 |
日時 | テーマ | 講座概要 | 主に対象となる障害特性 |
①7月8日 ②7月15日 |
コミュニケーションを支える | コミュニケーション障害をカバーする会話補助等の支援技術(意思伝達装置はコース2)。 | 聴覚障害・発達障害・言語障害等、会話の補完が必要な方 |
①7月22日 ②7月29日 |
意思伝達を支える | 意思の表出が困難な方のための、意思伝達の支援技術。 | ALS、脳血管障害の後遺症等の、意思伝達、意思表出が難しい方 |
①8月5日 ②8月19日 |
操作困難を支える | 情報機器の物理的な操作に困難をかかえる方のための支援技術。 | 上肢障害(肢体不自由) |
①9月2日 ②9月9日 |
見えない、見えづらいを支える | 情報障害である視覚障害を補完する支援技術。 | 視覚障害(全盲、弱視等) |
①9月16日 ②9月23日 |
理解、認知、記憶を支える | 障害や疾病により、理解や認知、記憶に困難をかかえる方のための支援技術。 | 発達障害、高次脳機能障害、知的障害、失語症等 |
(受講料)無料 |