東京都障害者ITサポートセンター

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企画講座 『らくらくホン5』を体験してみませんか(視覚障害者対象)・当日の様子

 2008年10月27日(月)東京都障害者ITサポートセンターで開催されました、 『らくらくホン5』を体験してみませんか(視覚障害者対象)をお伝えします。

 今や生活に欠かせないツールとして障害者の方々にも広く普及している携帯電話。
しかしその一方で、多機能化も進んでおり、使いやすい携帯電話や便利な機能の存在をご存じない方々もいらっしゃいます。
そこで、使いやすい携帯電話のご紹介、便利な使い方やコツ、マナーなどについて、最新のらくらくホン5を使って学びました。
 (講座の詳細内容につきましては、省略させて頂きます。)

らくらくホン5、視覚障害者講習の様子(写真)
らくらくホン5の写真 らくらくホン5の主な特徴
1.メール本文などを声で入力できる音声入力メール
 お申込みが必要な有料サービス(210円/月[税込])
2.会話の最後が録音できるおまかせ通話音声メモ
 ・通話中最後の1分間を自動で録音する「おまかせ通話音声メモ」を強化。
3.そのまま海外でも使える「WORLD WING(3G)」対応
 ・普段使っているケータイ番号・メールアドレスをそのまま海外で利用できます。
 ・らくらくホンVでは、3G対応エリア(世界61の国・地域)で利用可能です。
4.音声図書コンテンツ
 ・日本点字図書館の音声図書(DAISY図書)再生に対応しました。
 ・再生用iアプリと音声図書コンテンツをダウンロードして再生できます。
その他詳細機能につきましては、「らくらくホン5」のホームページをご覧ください。

らくらくホン便利ページ紹介
らくらくホンシリーズご紹介ビデオ
色を教えてくれるケータイ ColorAttendant

参加者の声

 私が、参加しての感想は、携帯電話が、ただ電話機能にとどまらず、今では端末に発展してます。 そして、その大部分が、音声ガイダンスのサポートとなっているため、視覚障害者にとっても、充分使いこなせると言うことでした。
 私達に、ありがたい機能は、電源のオン・オフが、振動により確認できることやメール作成時に、漢字の内容を確認すべく、読み上げ機能があること。 そして、タイマー機能が追加されたことなどなど。
中でも感激したことは、テレビ電話を利用して、視覚障害者の永遠の課題であった、物の色の判別や、判らなくなってしまった、 何の薬であるかを、確認すべく、見て頂けることでした。

 昨今の、ITの技術革新は、その機能をうまく利用することで、障害者が、より自立できる社会の一つになっていることです。
その手助けをして下さる当施設があり、そこで従事されている職員の方々がいらっしゃることも、私達にとって、ありがたいことです。 (Nさん)

「らくらくホン5が欲しくなりました」 (Kさん)

 私が携帯電話の話題と講習を受けたのは2005年の真夏、体力保持訓練のために入院した、リハビリテーション訓練時の中でです。
退院後に早速「らくらくホン1」を購入し興奮の秋を迎えました。
あれから2008年の春までは無事に携帯電話を使用し不安の一部を守ってきましたが、突然と故障し不安は膨れてきました。
 4月の初め花見に出かけ、帰宅途中で以前講習受けた「らくらくホン3」を購入と思えば、「らくらくホン4」と変わり以前の機種は無く、唖然としました。
私は半年後、「らくらくホン5」の講習会に参加し体験し、4と5の対象に触れることができました。 本体とキーの大きさ(一部変化)は類似し、操作も大きく変わりないと思いました。
「らくらくホン5」は確か、音声でメールの作文ができると聞きましたが、それは体験出来ず残念でした。  今回の講習会は語り手と聞き手との掛け合いで、楽しく講習を受けることができました。
私は身体条件が多ければそれなりに介助の携帯電話がバートナーになればと望みます。 (Fさん)

 らくらくホン5の色々な機能を初めて使い、とても分かり易い内容で好評の内に体験会は終了致しました。
この体験会にご協力頂きました、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ様、NTTクラルティ株式会社様、本当にありがとうございました。
参加された皆様、お疲れ様でした。

主催
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
NTTクラルティ株式会社

「FOMAらくらくホン5」体験会のお知らせページへ


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